山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会

皆様へのメッセージ~さあ、もう一度、門の前に立ってください。~

いま、日中は学校で勉強をして、または、勤務先で就労されているもしくはご自身でのビジネスを展開されている社会人の方々へ、いうなれば、まさに、空手の門のところで行きつ戻りつしている方へのメッセージです。誰もが、門をたたくことに躊躇して当然、門まで行って、また帰って数回、みんな同じです。さあ、もう一度、門の前に立ってください。

少年部のみんなへ~やってみたいけど怖いなと思っている?~

山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会の代表者から少年部へのメッセージ

玄関で、足がすくむ瞬間があります。私にとっては、お約束の光景です。(やっぱり、ねっ)と。
さて、この光景、おわかりでしょうか?空手道場の序列は、原則、入会順です。もちろん、小学生と中学生では稽古の進捗度も違うので、中学生が小学生を追い抜くこともありますが。それでも、入会した瞬間は、学校では下の学年の先輩がいることが多いです。
 とまどうのは、小学3~4年生の、女の子より男の子が目立ちますね。女の子は、案外すぐに順応します。しかし、男の子は、(なんで、下の学年の女の子が上にいるんだ、、、)もちろん、わかっているのですが、なにか、落ち着かず、入会したくて来たのに、目が泳いでいます。
 ところが、、「でもね、6年生が後輩になることもあるんだよ」大体は、この一言で、納得してもらえます。そう、この瞬間が、まさに、学生を卒業した後の実社会を先取り出来た瞬間なのです。極論すると、この瞬間を経験しただけで、空手道場での教育の半分くらいは修了したかな、とさえ思うことがあります。その後は早いです、その事実を受け入れて楽しそうに稽古していくようになります。少年時代というのは、みんな素直です。

山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会の代表者から少年部へのメッセージ

 さて、少年部の皆さんは、常に私から稽古前には「宿題、やってきたか?」稽古終了後には「早く帰って、勉強しろよ」と言われます。嫌な顔されますが。。
これは、空手が野球やサッカーとは違い、現時点では、空手の試合をすることでご飯を食べていく対象ではないからです。もちろん、会費収入はありますが、指導者である私も、空手は主たる生活手段ではありません。特に、少年部も保護者の方々も、空手から学び、学業、人間関係etcに役立ててもらいたいと、多くの方がお考えだからです。
 そのような背景から、空手と学業、文武両道を目指さないと、どちらもご自身の役に立たないからです。「空手では、~だけど、学校の・・・でも同じだったのか」と、何かにつけて繰り返して気づいてもらいます。空手を通じて、空手の稽古をしたから、勉強も稽古も同じ、そう思っていただければ、当会としては指導冥利につきます。ぜひとも、ともに、稽古しましょう。

一般部の皆様へ~「忙しいからな、、、」とスケジュールに不安ですか?~

山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会の代表者から少年部へのメッセージ

 入門するには年齢的に遅いのでは・・、体力的についてゆけないのでは・・。 これだけ格闘技(武道)の道場が周囲に増えて自身に見合った道場・ジム等を探し当てたつもりでも、こんな躊躇は至極当然。 "キッカケ"なのです。適齢期だから(入門しようと)思ったのではないでしょうか。
 また、気が早いようですが、昇段という事項についても、昇段して初めて、そのときの入門が適齢期であったことが確信できるとも思います。"継続して"稽古して、1日でも早く"昇段"という何物にも変えがたいその確信を実感して欲しいと思います。

山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会の代表者から少年部へのメッセージ

 そして、もう一つ、「忙しい。。。」という問題です。誤解を承知で申し上げますと、皆様、一様に「忙しい」とおっしゃいます。忙しくて当たり前です。ただ、「仕事は忙しい人に依頼すること」と世間では言われます。忙しい人ほど良い仕事をします。いつも工夫をするように考え、何事にも一生懸命に取り組むからです。結果、忙しく、時間がない人ほど上達も早いです。
 また、不思議なことに、あくまで傾向ですが、忙しい人ほどあまりけがをしません。よって、空手の稽古と日常業務との文武両道は可能です。確かに、文武両道は難しいと言われますが、取り組み方は簡単です。両方とも一生懸命取り組む事です。
 繰り返しになりますが、私自身も、もちろん、日中は他の業務に携わる一仕事人としての側面も持っております。空手から忍耐力や肝力を学びます。仕事からは、組織の運営手法や、管理手法を同道場の運営や稽古の管理手法に転用します。仕事も空手も根本は同じなのです。かならず、両方が互いに影響し合いブレークスルーします。言い換えれば、日常業務も空手の稽古もともに必要不可欠なものです。

山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会の代表者から少年部へのメッセージ

 最後に、具体的には、入門当初1年間は春夏秋冬を通じて万遍なくまずは、稽古に参加してみることをお勧めします。夏の酷暑の中でも、稽古からの帰り道は涼しささえ感じること、背中を丸めながらシャツにスーツにコートを着ていたのに、空手着1枚になったら背筋が伸びて、帰り道も寒さで背中を丸めることはどこへやら。
 「トータルの稽古回数は少なくても」一定のペースで稽古し続けることを目標にしていただければお分かりになると思います。その代わり、継続していただくためには、上達を実感できるように私も熱意も持って指導します。私は、かなりクドイです。大事なことは、何回でも指導します。前回出来なかった項目まで覚えているので、たまに迷惑そうな顔をする道場生もいるとか?でも、道場生に"継続"を求めている以上、私も"継続"して出来るまで指導し続けることが"スジ"なのかな?と自分のクドさを正当化しています。
 いま入会を検討している方々には、特別な経歴・資質がなくとも、または日中就労していてなかなか時間が取れなくとも、(学生を含め、広い意味での)一社会人としての自分自身に、空手の稽古を通して、何か付加価値をつけていただきたい、と思っております。
 私も、空手を再会してして早いもので2023年9月時点で28年が経ちました。しかし、まだまだ、その付加価値を高めてゆきたい、と思っております。いろいろ記載しましたが、空手着姿以外は想像できないと言われる空手の指導者としての側面からの記載ではなかったと思いますまずは広い意味での同じ一社会人としての側面から、ともに空手の稽古をすることをお誘いしたいと思います。

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